SIZZLE(シズル)

専門家が多彩なライフスタイルを紹介

twitter facebook instagram line@

2020年2月14日

老後2,000万問題の事を考える。│学校じゃ教えてくれないマネーリテラシー講座

│303 view 


テレビでも話題になった老後2,000万円問題。全貌が見えずただ将来に漠然とした不安を持たれている方は多くいらっしゃると思います。

今回は、子ども達にも正しいお金の知識を教えたいと活動されている金融教育アドバイザーの平井 希京(ひらい ききょう)さんに老後2,000万円問題の事をわかりやすく教えて頂きました。

老後の資金はそもそも2,000万円じゃ足りない?


金融教育アドバイザー 平井 希京(ひらい ききょう)さん。

「老後2,000万円問題が話題になりましたが、そもそも2,000万円で足りるのかって議論もあるんですね。そこから説明していきたいと思います。」

「ざっくりシミュレーションすると、豊かな老後って月々30~35万円って言われているんですね。ギリギリ生活出来る金額で月々に22万円という概算が出されています。」

「計算しやすくするために月々30万円で考えて、老後に65歳~85歳まで生きると仮定したら、30万円/月×12か月×25年なので、トータル9,000万円が必要という計算になります。」

「そんなに必要なんですね。」

「ここから年金を加えるのですが、今、年金を貰っている人達の平均金額で計算すると、大体約5,000万円ぐらいだと思います。」

「全然、2,000万円じゃ足りないんですね。」

「そうですね。なので私は最低でも4,000万円以上は準備しておく必要性があると私は思っています。」

自分達の年金はいくらぐらい貰えるのか?

「若い人達は自分の世代に年金がどの程度貰えるのか不安になっている方も多いと思うんですが。」

「年金シミュレーションに関しては、某G大学のとある教授の方が試算を出してまして、そちらを見て貰えば早いと思います。」

「こちらは、年代別で、支払った年金額に対して受け取れる金額の、±を試算したものです。」

「マイナスになっている世代っていうのは、その金額分損しているって事なんですかね。」

「そうですね。」

「この表を見ると払いたくないっていう人も出てきてしまいますね。」

「そう考える方も多いかと思いますが、今払っている年金は、今の老後世代を支えるためのお金であって、自分の老後を支える仕組みでは無いんですね。このままのスピードで高齢化と少子化が進めば、将来は二人の若者が一人の老後を支えるみたいな世の中になると言われています。」

「ただ、日本は、敗戦からたった二世代で先進国の仲間入りを果たした国なんです。そう、私のおじいちゃん、おばあちゃん世代が戦争の中を命がけで生きてくれて、私の親の世代が日本の高度経済成長を生み支え、そして私たち世代に、この安心安全に暮らせる豊かな日本をバトンパスしてくれたんですね。たったこの二世代の方々が、守り、創り上げてくれた日本に、いまわたし達は生きているのです。」

「なので今支払っている年金はそんな方々に対する感謝料だと思っています。」

「なので自分が将来貰うために年金を支払うという考え方だと割に合わないですよ。年金は、今の安心安全な日本に暮らせる感謝料として、きちんと支払い、自分の老後資金は、自分で準備をしていく。そんなことが求められている私たち世代だと思います。」

※次回は、老後に必要な資金を貯める方法についてになります。

専門家

平井 希京(ひらい ききょう)
金融教育アドバイザー。東カレ倶楽部公認インフルエンサー。ビューティージャパン東京グランプリ。ビューティージャパン2019 ベストキャリアアワード受賞。

>>Instagram
>>Facebook