シェフが教える！鯵とジャガイモのパン粉焼きの作り方〈初台の本格イタリアンD'ORO（ドーロ）〉

スーパーで手軽に買える鯵(アジ)を使った見映え抜群の料理を簡単に作れるのをご存じですか？

今回は、「初台の本格イタリアンD’ORO（ドーロ）」の料理長である嶽本宜明（たけもと よしあき)さんに自宅でも簡単に作れる鯵とジャガイモのパン粉焼きの作り方を教えてもらいました。

材料はこちら

手順1：鯵を捌き厚めにスライスし、塩・胡椒で下味をつける

「お家でも簡単にそして見栄えの良い鯵のレシピを紹介します。まず鯵を3枚おろしし、鯵の皮をひいて中骨をとり、一口大にカットしていきます。塩・胡椒をして下味をつけていきます。お魚料理の基本ですが、塩・胡椒をすることでお魚の余分な水分や臭みをとることができます。」

手順2：ジャガイモは薄く半月切りにスライスし、水にさらす。その後ボウルに入れ軽く塩をなじませておく

「次はジャガイモを薄く半月切りにスライスして水にさらします。その後ボウルに入れ軽く塩をなじませておきます。」

「ジャガイモは薄くスライスの方が良いですか？」

「そうですね、ジャガイモは薄くスライスした方が火が通りやすくなるメリットがあります。」

手順3：耐熱皿に鯵とスライスしたジャガイモ（2枚）を交互に重ねていく

「耐熱皿で焼いてそのまま配膳でも良いのですが、今回は焼いた後お皿に盛り付けた方が見映えがグッとよくなるので、耐熱皿の上にくっつきを防ぐためオーブンシートをひいてその上に食材を置いていきます。」

「一工夫あるだけで、そのまま出すよりも素敵な盛り付けになりますね！」

「この後の工程もとても簡単です。下味をつけておいた鯵、薄く半月切りにスライスしたじゃが芋2枚を交互にずらしながら重ねていくだけです。」

「とっても簡単な方法ですね！」

手順4：上からイタリアンパセリとローズマリーを散らし、パン粉を多めに乗せる

「交互ずらしながらに重ね終わったら、香草（パセリ・ローズマリー）散らします。フレッシュのローズマリーがあれば理想ですが、なければ粉末のハーブで代用してください。フレッシュハーブは香りがとても良いので、特にお魚料理の時にはおすすめです。その上からパン粉を多めにかけてください。」

手順5：上からオリーブオイルをたっぷりとかける

「パン粉の上からオリーブオイルをたっぷりかけてあげます。」

「パン粉の上からオリーブオイルをかけるんですか？」

「パン粉の上からしっかりとオリーブオイルをかけることで、オイルをパン粉が吸うことができます。オーブンに入れると、油であげた感じになりサクサクとした食感を味わうことができます。」

手順6：180℃のオーブンで10～15分、こんがり焼き色がつくまで焼き上げる

「180℃のオーブンに入れて10～15分ほど入れて焼くとこんがりと良い色になります。」

手順7：お皿に盛りつけて完成

「10分焼いてこんがりと良い焼き加減でできました。熱いので気をつけながらお皿に盛り付けて完成です。」

>>嶽本さんが勤められているD’ORO（ドーロ）の詳しい情報はこちら

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専門家

嶽本 宜明(たけもと よしあき)
エグゼクティブシェフ兼D'OROHATSUDAI料理長
熊本県出身 1986年生まれ
高知大学在学時にシチリア島にて総料理長の最上翔に出会い、卒業後上京し最上の元で研鑽を積み、2016年よりD'OROHATSUDAIのシェフに就任