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5万人のデータをもとに睡眠姿勢革命を起こす!オーダーメイド枕|山田朱織枕研究所(やまだしゅおりまくらけんきゅうじょ)


近頃注目されつつある”睡眠”という分野。睡眠に欠かせない枕は、自分に合ったものを選べていますか?

今回は、オーダーメイド枕を作れるサービスを展開する山田朱織枕研究所(やまだしゅおりまくらけんきゅうじょ)の代表、山田 朱織(やまだ しゅおり)さんに、山田朱織枕研究所の誕生秘話など様々なお話をお伺いました。

オーダーメイド枕の山田朱織枕研究所とは?

「まず、オーダーメイド枕のサービスを始めたきっかけを教えてください!」

「1972年、山田朱織枕研究所代表の山田朱織(やまだしゅおり)の父:熊谷日出丸(くまがいひでまる)は東京都町田市に『成瀬整形外科』を開業しました。

以来40年間、日々、首の痛み、腰の痛みに悩む患者様と向き合う中で睡眠姿勢に関する枕の重要性を考え続け、患者様のお体に合わせた手作りの枕を提供し続けてきました。その診察風景を見て育った娘:山田朱織もまた整形外科医となり患者様のお体に合わせた手作りの枕を提供し続けてきたのです。」

「お父様の姿を見て、オーダーメイド枕というサービスが始まったのですね。」

「枕外来では、患者様にご自宅から素材をご持参いただいて枕の作り方の指導をするのですが、患者様から素材自体も先生に選んで欲しいというリクエストをたくさんいただき、それならばと素材を選定してオーダーメイド枕を作ることにしました。多くの患者様に正しい枕を広めるという点で、とてもよかったと思っています。」

「他社と差別化している部分があれば教えてください。」

医学的なエビデンスを有している枕ということかと思っています。枕を作成された5万人のお客様の計測データ、サポートデータを基に、年齢、性別、身体計測値と枕高との相関について統計解析を用いた研究を行い、研究成果は医学論文として発表しています。」

「結果はどうだったのでしょうか…!」

「正しい枕を使用する前と後で症状がどう変わったかを、16号整形外科を受診して、至適まくらを使用して経過観察した410例(男195/女215)、14〜93歳(平均50.5歳)の患者様を対象に調査しました。結果としては、正しい枕の使用後に、頚椎症状、頭痛、不眠などの症状が改善されています。正しい枕は様々な症状の改善に有効なのです。

肩こり、頚部痛、肩上肢痛、不眠など7割以上の患者様が改善し、手のシビレ、頭痛、めまいなども5割〜6割が改善していました。」

山田朱織研究所の枕の特徴

「では、御社がこだわっているオーダーメイド枕の特徴を教えてください!」

「正しい『枕』の条件を満たしていることが重要(特徴)です。1つ目は『ちょうどいい高さであること』。横になると首を休めることができますが、そのときに重要なのが枕の高さです。

私たちは、一人一人に最適な枕の高さがあることを経験と研究からつきとめました。 慎重に、正確に、ジャストサイズの枕を選ぶ必要があります。適合する高さは個人の体格によって変わってきます。」

「人によって合う枕の高さが違うのですね。」

「横向きの体制で寝た場合、上向きの体制で寝た場合、それぞれで首の骨や筋肉がリラックスできて、かつ寝るときに深い呼吸ができる姿勢から枕の高さを計測します。

横向きで寝る場合、額から鼻、顎、胸の真ん中までの一直線が寝具面と平行であるべきです。そして上向きで寝る場合は、約15度前後の前傾がある状態のときに適合した高さになります。上向きの15度前後での前傾は頸椎椎間孔(神経の出口)が広がると同時に、呼吸が楽になります。」

「枕の高さを合わせることがなんとなく大切なのは知っていましたが、”なぜ重要なのか”というのは知りませんでした…!そういった理由があったのですね。」

「そうなんです。横向きでの計測と上向きでの計測結果で5mm程度の差がある方はいらっしゃいます。高さの条件は、3つの条件のなかでもとくに重要なので、できるだけその5mmの範囲におさまるジャストサイズの高さの枕を使ってください。

そして2つ目は『フラットな形状で、高さを維持する素材であること』です。」

「枕の形や素材選びも大切なのですね。」

自然な寝返りと首(頚椎)の安定は、枕の形状と素材で決まります。形状は、寝返りを阻害しないための凸凹のないもの(フラットなもの)が良いです。寝たときに頭が沈み込む素材や、仰向け時に顎が上がる形状では、睡眠時、 首に負担がかかります。

また、ジャストサイズの高さを保つ素材であることも正しい枕の鍵。ちなみに、当社の販売する『整形外科枕』では素材に各種ウレタンやポリエチレンなどを利用しています。」

「自然な寝返りを阻害しないために、フラットな形状を維持することが重要なのですね。」

「3つ目は『メンテナンスをしっかりすること』です。ジャストサイズでフラット構造の枕を入手したとしても、枕を使う人の体型や枕の状態は一定ではありません。

寝る人の体格変化や枕の形状変化に応じて、適宜見直していくことが必要です。そのような変化に適宜対応するための定期的なメンテナンスが不可欠です。」

「どういった変化が予想されるのでしょうか?」

「例えば、体格変化への対応です。体重の増減(目安は5kg前後)、あるいは加齢による姿勢変化(いわゆる猫背など)に応じて、生涯、枕の高さを見直して再調整していく必要があります。

そして、素材の経年劣化への対応も必要です。当社枕では素材にウレタンを利用していますが、どのような素材でも一定の劣化はあります。それにより枕の高さが変化してしまうので枕の交換が必要となります。交換の時期は個人差(使い方や汗の量など)がありますが、当社では2~6年を目安としています。」

姿勢革命について

「『姿勢革命』という言葉が印象的だったのですが、正しい睡眠姿勢について教えてください。」

「『正しい睡眠姿勢』とは、就寝時の寝返りが楽にできる姿勢と定義しています。そのような枕の高さにすることが良い睡眠のための最も重要なポイントの一つだと考えています。

就寝時の寝返りは通常20回~30回程度行われるのが良いと言われています。寝返りには、一般的に『体液(血液・リンパ液・関節液)循環』『体温調整』『体圧分散』の意味があると言われていますが、山田朱織枕研究所ではさらに、『脊椎の修復(背骨を整える)』の役割もあるのではないかと提唱しています。」

「背骨を整える役割まであるとはびっくりです!」

「この夜間の寝返りと、枕の計測時の(覚醒状態)での寝返りに大きな相関性があると考えており、計測方法として重視しています。

起きている状態でも寝返りがしやすいということは、力を入れずに寝返りができるということであり、就寝時も力が入らない結果、起きることなく寝返りができるのです。起きることなく寝返りができれば、深い睡眠が続くことにもなります。」

「合わない枕を使うことのデメリット、自分に合ったオーダーメイド枕を使うことのメリットを教えてください。」

「ふかふかの枕、凹凸の枕、このように一人一人の体に合わない枕を使うと様々な症状が出現します。症状は頭の先から足先まで全身に起こると考えてください。

首や肩は枕に関係あるなぁと思うかもしれませんが、なぜ頭のてっぺんから足の先までなんですかと不思議に思う方もいるかもしれません。それは寝返りがしにくくなるからです。

適切な枕を使うとスムーズに寝返りが全身でできます。 要は体を楽に動かせることができるので、全身に血液循環リンパの流れを促し、体が疲労した状態から翌朝までにリセット回復することができるんです。」

実際にオーダーメイド枕の計測体験してみました。

今回、山田朱織枕研究所の渋谷支店にお邪魔し、オーダーメイド枕の計測体験をさせて頂きました。

体験していただいたのは、SIZZLEに専門家としてご出演頂いている横手 香菜(よこて かな)さんです。

ご対応頂いたのは、山田朱織枕研究所の枕診断士、岡本(おかもと)さんです。

まずは問診票を記入し、身体のサイズ、形を計測!

予約時間の10分前にお店に伺い、まずは問診票を記入。
普段使っている寝具について、パジャマは何を着ているかなど”睡眠”に関する項目がたくさんありました。

次に肩幅の計測や、後頭部の形チェック。身体の中でも、直接枕の触れる重要な部分です。

枕の使い方、枕が合っているかチェック!

「本日担当する、枕診断士の岡本です。よろしくおねがいします。」

「よろしくお願いします!」

「では、まず初めに枕の使い方を簡単に説明します。夜寝るときには、枕を首の付け根までぐっと入れた状態で使ってください。首の後ろに隙間が空いている状態だと、支えが足りなくて首コリや肩こりの原因につながりかねません。」

「もう1つは目が覚めたときに枕がどこにあるか。せっかく夜寝るときに首の付け根まで入れたはずの枕がどこかに行ってしまったり、首から離れていたり。この状態も夜中首元が支えられていない状態になり、目が覚めたらなんだか首や肩が痛いな…という症状につながります。高さが出すぎて頭が上がっているのもNGです。」

「1週間のうちの3,4日程度このような現象が起こるようでしたら、当社の方に連絡していただければ高さや硬さは作った後でも変更することが出来、微調整を加えることができます。」

実際にオーダーメイド枕計測開始!

「では、実際に計測していきます。計測は、計測台の上で、上向き、横向き、寝返りを体験しながら、枕の硬さ・高さを決定します。まずは上向きから見ていきましょう。」

「まず確認していただきたいのは喉の通り具合。高さが体格に合っている枕だと、喉の通りが楽になります。逆に合っていないものだと、喉がぐっと圧迫されて息がしずづらくなります。

そして次に、単純にどの高さが寝ていて楽かということ。慣れの部分もあるので判断が難しいかもしれませんが、感覚的に楽か違和感があるかおっしゃってください。ちなみに今合わせている枕は何か違和感を感じますか?」

「いえ、違和感は感じないです。」

「では、この感覚を覚えたまま少し枕を変えてみましょう。5mm高さを上げています。どうですか?」

「さっきと比べると角度が付いた分、首が上がるような感覚があります。楽なのは先ほどの高さですかね…。」

「では、もう5mm高さが出たものを合わせてみましょう。柔らかく低い枕を使っているとのことなので少し違和感は感じるかもしれませんが、見た目的にはこれくらい高さがあった方が良いですね。いろんな高さの枕を合わせて、体験していきましょう!」

その後も上向き、横向き、寝返りで枕を体験して計測していきました。

「枕の計測が終わりましたので、15分間ほど実際に寝ていただきましょう。」

15分間のお休みタイム。実際に寝てみて、枕の寝心地を確かめます!

15分のお休みタイムを経て、枕の高さ最終確認!

「実際に寝ていただいて、計測した枕の寝心地はいかがでしょうか?」

「うーん。仰向けが苦手なのもあるのですが、後頭部に枕が当たっているのが少し違和感のように感じます。横向きになりたくなっちゃいますね。」

「少し高さがありすぎるのかもしれないですね。硬さを変えて、5mm減らしてみましょう。この方が肩がぴったりくっつく感じがあるかもしれません。」

「そうですね。こっちの方が楽に感じます。」

「ではこの硬さと高さでお作りをさせていただきますね。もし実際に使ってみて違和感があるようであれば、簡単に硬さや高さが変えれるのでお問い合わせください。」

オーダーメイド枕完成!

自分に適した枕を0.5センチ単位で調整していただける事に驚きました。測定方法も仰向け・横向き・寝返りと各パターンで測定してもらえる事も嬉しいですよね!

あと、測定して終わりではなくアフターサービスとして、メール等でやりとりし、枕の高さを自ら調整できるということも安心できました!」

「今まで使っていた枕と高さ・柔らかさと全く違うので、初日は正直寝れるか心配でした。1週間程使ってみて、いまは熟睡です。笑

寝苦しさや肩こりもなく、寝返りをうっても枕から落ちないように幅広の枕にしていただいたので、寝返りをうっても不快感は全くありません!」

正しい枕を一人でも多くの方に届けたい

「今後、どういったユーザーに山田朱織朱織研究所のオーダーメイド枕を広めていきたいですか。」

「朝起きた時のお辛いお悩みに『枕』が効果があることを知らない方はまだまだ多くいらっしゃいます。

父の代と合わせるともうすぐ50年間枕の指導を続けておりますが、いまでも枕外来には『寝起きに首が回らなくなった』『朝から肩がこる』『オーダーメイドで作った枕が合わない』『不眠症で夜何度も目が覚める』という患者様が沢山来院します。それは、枕の正しい知識が普及していないからだと考えています。

現在、全国の整形外科を中心に70を超える医院・病院を業務提携をして、さらに多くの方に正しい枕の普及を推進しておりますが、医院・病院に行くほどではない(とご自身で判断されているような)お客様の中にも朝起きた時のお悩みに困っている方は多いと思っています。国民生活基礎調査でも今でも女性の1位、男性の2位が肩こりとなっています。」

「世の中の睡眠関連ビジネスはどのような広がりを見せると思いますか。」

「ただ気持ちいいだけや、素材や形が特徴的なだけの寝具ではなく、本当に睡眠の時間を有効に使って体の治療や休養ができているのかが問われるようになっていくと思っています。寝具だけではなく、様々な睡眠関連のサービス、商品は、睡眠の本質的な意味を問われていくことになるのではいかと思っています。」

「最後に、山田朱織枕研究所の今後の展望を教えてください。」

「正しい枕を一人でも多くの方に届けるために、目の前の困っている方々はもちろん、全国の皆様に最善のご提案を続けてまいります。」

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は睡眠姿勢にこだわった、オーダーメイド枕の山田朱織研究所をご紹介しました。

自分に合った寝具を使うことで身体の不調をやわらげられる、素敵なサービスでした。

全国の病院や直営計測所でオーダーメイド枕の計測が出来ますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

詳細はこちら。

山田朱織枕研究所(やまだしゅおりけんきゅうじょ)




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