更新日: 公開日:2019年11月29日
お客様の視点で徹底的にこだわったパンを提供するお店「えだおね」│ (東京・荻窪)
交通の便が良く住みやすい街として知られてきている荻窪。その荻窪でこだわりのパンを目的に遠方からも来られるほどの人気のパン屋を知ってますか?
今回は、荻窪で有名なえだおねを体験レポート&店長の斎藤 美生(さいとう みき)さんにインタビューさせて頂きました。
体験レポーターは、パーソナルメイクトレーナーの池内ひろこ(いけうちひろこ)さんです。
目次
お客様の視点でおいしさを追求したパンを提供。
「えだおねさんのお店のコンセプトを教えてもらえませんか?」
「『おいしいパンを食べてほしい』、『おいしいパンの食べ方を提案したい』という二つがコンセプトになります。実は私もオーナーもパンを作らないんですよ。オーナーシェフじゃないのでパンは作れません(笑)」
「だからこそ、『おいしいパンを食べる』という意味で言うとお客様の近い立場できちんと自分が納得出来るものを出したいと思ってやっています。」
「作る側の視点と別ける方が良い効果があるんですね。」
「よりお客様の舌に近いものが提案できるかなと思いますね。例えば職人は思い入れがあって譲れない部分があるかもですが、私たちは素人の立場からもうちょっとこうした方がが良いとかそういう提案も出来ますので、職人とコミュニケーションしながら一番良いものを出しています。」
お家でも作れるパンの食べ方も提案している。
「また、『おいしいパンの食べ方の提案』という意味では、それぞれのメニューに材料を書かせて頂いています。パンを買っていただいてご自身でも作れるスタイルになってますので、そういう意味で食べ方のご提案もしています。」
メニュー表には、それぞれの材料も記載されている。自家製のパテなども販売している為、同じ料理を家でチャレンジする事も出来る。
「確かにメニューに材料が書かれていますね。」
「例えばこの『バインミーサンド』や『キューバーサンド』、『サバサンド』は世界のサンドイッチシリーズと言っているんですけど、世界のサンドを紹介して作り方も提案しています。『バインミーサンド』のパテは自家製パテを販売していますのでお店でパンとパテを購入すれば自宅でも作れるようになっています。」
地元のリピート客&パン目当てに遠方からも来られる方が多いパン屋さん。
店長の斎藤 美生(さいとう みき)さん。
「ご近所という事もあり利用させてもらってるんですが何時も賑わってますよね。結構リピート客が多いそうです!」
「普段使いされているお客様が多いですね。食パン買われて、ついでに惣菜パンも買われたりとか。平日と休日でも違いますね。最近ですとメディアでも紹介して頂いたので、休日だと遠方から来て下さるお客様もいらっしゃいます。珍しいサンドイッチがあるのでそれを目的で来られる方もいらっしゃいますね。」
「パンも買って帰れるし、そのパンを温めて食べられるっていうスタイルがわりとチェーン店以外だと珍しいですよね。パンの温めはパンを焼いているオーブンで温めますので焼きたてに近い風味を楽しんで頂けます。」
「外はワンちゃんOKですし、お散歩がてら寄られる方もいらっしゃいますし、入口がスロープになっていてベビーカーのまま入っていただけますので、赤ちゃん連れのお客様も多くいらっしゃいます。」
店内以外だけじゃなく店外にもテラスを提供している。
50~60種類のパンを常に提供。
「パンの生地はこだわられているんですか?」
「はい。北海道産小麦を主体にしてますけど、味を出すためにブレンドもしています。もちもち感でしたりとか小麦の味を大切にしています。」
「メニューは頻繁に入れ替えとかされたりしてるんですか?」
「はい。季節商品もいくつかありますし、毎年お待ちになっているお客様もいらっしゃいます。来ていただいた時にわくわくするようなお店でありたいと思っているので、常時50~60種類は提供している感じですね。」
「品揃えが多いですね。オススメのメニューのポイントを教えてもらえませんか?」
「まず『バインミーサンド』なんですけど、世界のサンドイッチシリーズで6年前の開店当初から販売しているサンドイッチになります。フランスパンを使ったパンに、自家製のパテ、お正月に良く使われるなます、ミントとパクチーが入ったベトナム風のサンドイッチで女性に凄く人気がありますね。」
開店当初から大人気の『バインミーサンド』。
「パリパリのフランスパンですね。外はパリパリで中の生地の所はとってももちもちして美味しいです!パテは香りがとっても良くてパクチーとの相性がとっても良いですね。野菜いっぱいですし朝食べれたらテンションあがりますね!」
「こちらの『オムレツサンド』は店主が京都出身で関西のオムレツサンドっていうのは厚焼きのオムレツなんですね。そちらを挟んでオーロラソースを塗ったサンドイッチになってます。たまご好きには大人気ですぐ無くなってしまいますね。」
ふわふわの厚焼きのオムレツを挟んだ『オムレツサンド』。
「食パンがすごいふわふわで持つと指が沈んでいくぐらい柔らかいですね(笑)たまごもふわふわで甘くなくしょっぱ目なので食欲がそそります。贅沢で食べ応えがあるのでランチに食べたいです。」
「これは『オランジュショコラ』っていうパンなんですけど、カンパーニュの生地にアールグレイ茶葉を練りこんで、ホワイトチョコレートをさらに混ぜ込んで、一番上にオレンジピールをのせたお菓子のようなパンになります。女性に人気でお土産にもいいと思います。」
お土産にも最適な『オランジュショコラ』。
「甘い良い香りですね!周りパリパリの中しっとりって感じですね。苦みもアクセントになっていて、温めて頂いて、よりオレンジの香りが際立っています。寒い季節にもってこいのパンですね!」
お客様の声を反映し、常に改良されていくメニュー。
「本当全部こだわられたオリジナリティのあるパンですね。こちらは斎藤さんが考えられたんですか?」
「みんなで試食して考えています。職人たちが提案してくれたパンを何度も試食して美味しいものができたら提供しています。また、お客様の声も反映して改良したりもしています。」
「お客様のフィードバックも貰って考える感じなんですね。」
「そうですね。フロントにいる私たちが色々聞けるので、それを伝えて改良して日々進化しています。『お客様と一往復半のやり取り』をしたいと思っていまして、お客様から『おいしかったよ』って反応を貰って、その言葉を元にまた美味しいものを提供させていただくという、お客様とコミュニケーションが取れる店を目標にしていますね。」
「本当にお客様目線で考えられているパン屋さんなんですね。」
ギャラリー ※画像をタップすると拡大します。
店舗情報
えだおね
住所 | 〒167-0051 東京都杉並区荻窪5−23−1 |
電話番号 | 03-6383-5422 |
営業時間 | 11:00〜19:00 |
定休日 | 火曜日・水曜日 |
URL | https://edaone.jp/ |
体験レポーター
「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、1,800人以上の女性を美しくしてきた。
美容部員、メイクスクールの指導責任者を得て独立。現在は、マンツーマンのメイクレッスンや、コンテストのバックステージディレクター、コラムニストとしてメイクやスキンケアに関する執筆を行う。
・Beauty Japan日本大会2021バックステージディレクター
・Beauty Japan日本大会2019
(ロイヤーズコーチング賞・ベストビジョンプランニング賞受賞)
・東京カレンダー公認インフルエンサー
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