ギフト選びのプロが自信をもってオススメするスイーツギフト6選！

大切な人への贈り物や、自分へのご褒美にスイーツを買いたいけど、ネット上にはオススメの商品がありすぎてわからない…という方はいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、ギフト会社の広報宣伝担当を経験され、現在はフリーで活躍されているギフトライターの上田はるか（うえだはるか）さんに、自信を持ってオススメ出来るイチ押しのグルメギフト6選を教えて頂きました！

ただの焼き菓子ではない、贈り手のセンスが光るギフト「ASSORTI 9(アソート9)」

「まずは、東京・赤坂にある有名パティスリーのLibertable（リベルターブル）のASSORTI 9(アソート9)をご紹介します。スイーツの百名店に選ばれるほど、ケーキなどの生菓子も人気なお店なのですが、贈り物には日持ちするこちらの焼き菓子のアソートを選んでいただくのがオススメです。」

「どれも一口サイズで食べやすそうですね！」

「そうなんです。9種類の焼き菓子の詰め合わせとなっていて、サイズは小ぶりで可愛らしいのですがパッケージも相まってとても高級感がありますよね。

見た目だけだと普通の焼き菓子では？と思うかもしれませんが、これが違うんです。例えば中央にある赤と白のメレンゲの焼き菓子は、通常のサクサク食感のメレンゲ菓子ではなく、ぷにぷにとしていて柔らかいんです。不思議な感覚なのですが、そこが面白いんですよね。どれも普通の焼き菓子に見えて、毎回食べるたびに驚きと感動があるんです。」

「ホームページを見ているだけだとわからないですね。とっても食べてみたくなりました！！」

「是非食べて頂きたいです！パッケージの高級感、ただの焼き菓子ではないという面白さもあって、贈り手のセンスが光るギフトだと思います。目上の方や、グルメな方への贈り物にオススメです。」

まるで花びら！美のオーガニックチョコレート「ミルティペタル」

「こちらのミルティペタルを販売しているショウダイビオナチュールは、私が今一番好きなブランドなんです。

ブランドの名前にもあるビオ（bio）はオーガニックという意味なんですが、その名の通り着色料を使わず、自然由来の素材でこだわり抜いたお菓子を作っているパティスリーです。」

「数々のグルメギフトを食べてきた上田さんが一番オススメと太鼓判を張るブランドなんですね…！」

「美しい見た目で身体にも良いという、作り手のこだわりが感じられるところがすごく好きなんですよね。

中でもオススメなのが、花びらをかたどったチョコレートのミルティペタルです。華やかかつ見た目も楽しめるチョコレートで、全6種類のフレーバーが入っているので、食べ比べて楽しんでいただけます。写真だと大きく見えるのですが、ギフトボックスの直径は12cmほどで意外とコンパクトなサイズです。」

「写真映えしますし、色んなフレーバーのチョコレートが楽しめるのもいいですね！」

「そうなんです。こちらのチョコレートは、パリッとした食感をしているのですが、食べるとゆっくりと口に馴染んで溶けていくところが特徴です。年齢問わず、女性の方には特に喜んでもらえると思います。

母の日ギフトや、花束の代わりに大切な人へプレゼントしていただくのも素敵だと思います。」

贅沢感を味わえる、幻のバターケーキ「ガトー・エシレ ナチュール」

「このバターケーキ、知ってます！並んでも買えないくらいの有名店ですよね。」

「そうなんです。エシレ・メゾン デュ ブールのガトー・エシレ ナチュールというバターケーキで、1日15台限定、なおかつ東京・丸の内の店舗限定で、「幻のバターケーキ」と言われているなかなか買えない人気の商品です。私は開店1時間半前に並んでぎりぎり買えました…。」

「激戦なんですね…！お味はどんな感じですか？」

「クリームの半分が高級バターのエシレバターで、ケーキの上にたっぷり塗られています。口に入れるとふわっと甘くとろけて、贅沢感を味わえる商品です。

エシレバターをたくさん使っているので非常に濃厚で甘さも強いのですが、意外と後味はすっきりとしています。バターケーキはくどい、胃にもたれるというイメージを持っている方は驚かれるんじゃないかなと思いますね。」

「どんなシーンでのギフトにオススメなんでしょうか？」

「入手困難なこともあり、贅沢したい時の自分へのご褒美や、誕生日などのとっておきの贈り物として渡されるのが向いています。並んでも食べたいと思うようなバターケーキなので、是非チェックしてみて下さい！」

“利き酒粕”が出来る斬新なスイーツ「湖のくに 生チーズケーキ」

「見た目はまるでお酒ですね…！」

「おちょこに入っているので、見た目だけだと完全にお酒ですよね（笑）工房しゅしゅは、私の出身地である滋賀県のスイーツ工房です。滋賀県といえば近江牛が有名ですが、国内有数のお米の産地としても知られていて、実は酒造も多いんです。

こちらの湖のくに 生チーズケーキは、地酒の酒粕が入っていて、利き酒ならぬ“利き酒粕”が手軽に出来る斬新なスイーツです。口当たりはどれもクリーミーで、食べているとふわっと日本酒の香りがします。」

「なるほど。だからおちょこに入っているんですね。」

「6種類の生チーズケーキが入っているのですが、それぞれ異なる酒造の酒粕を使っていて、酸味が強いものや、さっぱりしているもの、濃厚なものがあったりと、どれも個性豊かな味わいで食べ比べてみるとそれぞれの味の違いを楽しむことが出来ます。

そして、酒粕が日ごとに熟成されていくので、日を増すごとに少しずつお味が変わっていくというところもこのチーズケーキならではのポイントだと思います。」

「私、お酒強くないんですが美味しく食べられますか…？」

「私もお酒はあまり強くないので、大丈夫だと思います！お酒が好きな方への手土産としてはもちろん、男女問わずチーズケーキが好きな方には大変喜ばれるギフトだと思います。」

可愛らしい見た目に納得の味「ビジュー・ド・ビスキュイ プティ プルミエ」

「こちらは、最近女性からの人気急上昇中のパティスリー、カフェタナカのビジュー・ド・ビスキュイ プティ プルミエというクッキー缶です。可愛らしい缶を開けると、様々なクッキーが詰め込まれていて、その見た目で乙女心がくすぐられる商品だと思います。

昔はクッキーに対してあまりこだわりがなく、どのお店もよく似た味！だなんて思っていたんですが、カフェタナカさんのクッキーを食べてから、その考え方が180度変わりました。」

「そこまで美味しいんですか…！」

「そうなんです。6種類の焼き菓子が入っているのですが、それぞれの味に個性があって、色んな味をちょっとずつ楽しめるというのも女性に喜ばれるポイントかなと思います。」

「クッキー缶の中身も華やかで、食べてみたくなりました！」

「是非食べて頂きたいです！…ただ、こちらも人気商品なので、なかなか買えないんです。オンラインショップでは、発売開始から5分程度で売り切れてしまうくらいで…。

毎回争奪戦となるクッキー缶ですが、紅茶や焼き菓子好きの方へのギフトを探している方、美味しい焼き菓子で贅沢なティータイムを楽しみたい方にオススメしたいです。販売日を事前にチェックして、ぜひ一度購入されてみてください。」

抹茶のうまみを堪能できる新食感チョコレート「ほろほろ佇古礼糖(ちょこれいと) お濃茶」

「最後に京都の洋菓子ブランド、マールブランシュのほろほろ佇古礼糖（ちょこれいと）をご紹介します。マールブランシュといえば、茶の菓というラングドシャが有名なのですが、私はあえてこちらのチョコレートをチョイスしました。その名の通り、ほろほろ食感のチョコレートなんです。」

「チョコレートでほろほろと食感というのはあまり他では見ないですよね。」

「他にはなかなかない食感だと思います。和三盆のように、口の中でふわっとほろっと砕けていく感じです。新食感なのですが、この食感がお好きな方は多いと思います。

マールブランシュは抹茶を使ったスイーツが人気ですので、今回はお濃茶というお味を選びました。お濃茶は抹茶の茶葉を練って作っていることもあって、香りや味も濃厚で抹茶本来の味を楽しむことが出来ます。」

「抹茶好きの方は要チェックですね！」

「抹茶好きの方はお好きな味だと思います！見た目は10cmくらいの正方形なので、贈り物というよりはプチギフトとしてお渡し頂くのに向いていると思います。

抹茶好きの方へ、ちょっとひとひねりしたギフトをお渡ししたいという時に良い商品だと思います。」

まとめ

「いかがだったでしょうか。これまで、ギフトライターとして様々なグルメギフトを食べてきましたが、その中でも選りすぐりのスイーツギフトをチョイスしてみました。

人気・有名店から、地方のあまり知られていないブランドまで幅広く取り上げましたので、どれを買ったら喜ばれるんだろう？と迷っている方は、この記事から選んでもらえると間違いないかなと思います。是非ギフト選びの参考にしていただければ嬉しいです！」

専門家

上田はるか(うえだはるか)
輸入食品商社のマーケティング担当、ギフト会社の広報宣伝担当を経て、フリーライターに転身。 食品やギフトジャンルを得意とし、自身のSNSでも、手土産・贈り物に喜ばれるお菓子、紅茶などの情報発信を行う。
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