女性や外国の方からも大人気のビーガンの専門店│アインソフ(AIN SOPH.) ギンザ 本店│東京・銀座

世界だけではなく、国内でも増えている「ビーガン」や「ベジタリアン」。その専門店であり、予約しないとなかなか入れない位人気のビーガン専門店を知ってますか？

今回は、都内で展開をされているビーガンの専門店「アインソフ(AIN SOPH.) ギンザ 本店」にお邪魔しました。

体験レポーターはシズリストの藤本 都美子 (ふじもと とみこ)さんです。
※取材は2020年3月6日に行いました。

都内で展開しているビーガン専門店。

まずは、ギンザ本店オリジナルのランチメニュー「福禄寿BENTO」を頂きました。

「お料理の説明をさせて頂きます。

手前から玄米とトマトスープ。左から、お豆腐を使いましたスパニッシュオムレツ、べジミートのから揚げ、グリーンカレーでございます。

そして本日のDELIはキャロットラペになります。こちらはバーニャカウダーソースでくるみとお味噌を使ったディップになりますので、お野菜をつけてお召し上がりください。サラダはドレッシングかかっていますのでそのままお召し上がりください。」

「どれから食べるか悩みますね(笑)」

「ジューシー！大豆なのにお肉感を感じられます。満足感あり、周りがとってもサクサク！カレー味のソースに絡めて食べても美味しいです。唐揚げみたい！」

「衣に米粉を使用しています。カレーのような味は、メキシカンソースでトマトベースにカレー粉やスパイスをのせたものになります。」

「お肉じゃないのが凄いですね。」

「ポテトオムレツですが、お芋本来の味を味わうことができおいしいです。バジルにアクセントがあります。体に優しい味でありながらボリュームもあります。」

「こちらはじゃがいもとマッシュルームとにんじんが入ってます。じゃがいもは輪切りにしているので触感を感じられると思いますね。」

「トマト味が濃厚！さっぱりとした野菜と相性が良くとても美味しいです。一般的なミネストローネと異なり具材が大きく食べ応えがあります。」

「そうですね。ゴロゴロするのは当店のこだわりで、トマトスープと呼んでいます。

創業以来のメニューでオーナーのこだわりもあり、常に改良しています。」

「ルーが濃厚です！味わい深い。辛さの苦手な方でも召し上がって頂けると思います。

玄米につけて食べてみます。」

「うん！おいしい、玄米に甘味を感じられます。このルーととても合います。」

「有難うございます。玄米やお野菜は出来る限り契約している農家から取り寄せています。玄米は、必要な分だけ圧力鍋で炊いてるので、炊き立てをお召し上がりいただけるように提供してます。」

「食材や調理法にこだわってるのが凄い分かります。これ全部ビーガン料理なんですよね？」

「はい。当店はビーガン専門店ですので、全てビーガンで作ってます。」

「ビーガンが初めての方に是非食べて欲しいです。」

そして、デザートに人気デザート『天上のヴィーガンパンケーキ』を頂きました。

「おいしい！こちらは口の中でとろけるほど軽い仕上がりのパンケーキなので1人でぺろっと食べちゃいそう。シロップもほどよい甘さでパンケーキとよく合います。」

「シロップは、アガベシロップ(普通のシロップよりGI値が低い体に優しいシロップ)を使っています。」

「一緒に提供されるアイスクリームと一緒に食べるとさらに美味しくなります！」

「アイスクリームは、バニラとラムレーズンの2種類です。どちらも豆乳ベースです。後は、ホイップクリームは甘さを控えめにしています。上にレーズンやナッツをトッピングしています。」

「ホイップクリームも甘さ控えめ！見て楽しい、食べておいしい、ビーガンなので身体に良い最高ですね！笑」

最後にアインソフ ギンザ 本店の店長・料理長の坂井 はな瑛さんにお話しを聞きました。

「アインソフさんが、ビーガン料理やオーガニック料理を提供しようと思った理由は何なんですか？」

「オーナーの思想ですね。アインソフのコンセプトが『本来の自分に戻る』というコンセプトでやっておりまして、植物性の食べ物がそのサポートなると考えております。ですので、創業以来ずっと植物性のお料理だけを提供しています。」

「ビーガン料理ですけど、普通に美味しいですよね。素材や料理方法など、色々研究されてきたんですか？」

「創業して10年になりますので、今まで関わってきた人の知恵が入った集大成だと思っています。

ひと昔前のベジタリアン、マクロビオティックのお料理は健康的だけれども、色味も茶色く地味で、質素なイメージがあって外食するには続かないですよね。当店はなるべくカラフルにいろんな味が楽しめるように工夫をしています。」

「料理が洗礼されている感じがしますよね。女子の中では人気で、予約しないとなかなか入れないと聞いたのですが、食べてみて納得しました。

アインソフさんは銀座店以外にも都内で展開されていると思うのですが、店舗によってテイストが違うみたいですよね。こちらの銀座本店は和を押している感じのお店なのですか？」

「店舗の外装が和をイメージしていることもありまして、お弁当箱などの和テイストなのが特徴です。ただ、料理自体は和洋折衷になっていますので、あまり偏らないようにしています。」

「今回頂いたランチ『福禄寿BENTO』は、こちらのオリジナルになるんですよね。」

「そうです。銀座店限定です。各店舗共通のメニューがありますが、各店舗ごとに特色が出るようなメニューになっています。」

「アインソフの系列店、池袋店に行きましたが各店舗特色がありとても面白いですね。全店舗、制覇したいです！」

「そうなんです。また、歌舞伎町店はハンバーガーの専門店になっています。」

「各店舗ことに大分違いますね。」

「そうですね。基本のコンセプトは同じなのですが、各店舗によって違ってきます。

新宿店には『ジャーニー』という名前がついているのですが、アインソフのコンセプト「本来の自分に戻る」という銀座店を体験した後に、ジャーニー（旅）をして色々経験をする。なので、新宿店には世界を感じられるメニューがたくさんあります。」

「ああ、各店舗毎に繋がるストーリーがあるんですね。」

「そうなんです。池袋店の『ソア』は、大空に舞い上がる・飛躍という意味があるので、家族で楽しめるキッズメニューがあったり、ベビーカーも入れるようにしています。

後、歌舞伎町店は、『リプル』という名前になっていて、カジュアルな店内になっています。波紋という意味なのですが、アインソフの想いが波紋のように広がっていけばいいなという意味で。そういう名前にしています。」

「店舗毎に名前が違うなって思ってたんですが意味があったんですね。奥が深いですね。」

「アインソフという言葉の意味自体が、ヘブライ語で『大いなる源』とか『根源』と意味です。銀座が一号店なのでそこから旅(ジャーニー)をしたり、飛躍(ソア)したりっていうストーリーがあるんですね。」

「結構、色んな店舗を周られる人もいらっしゃるんですか？」

「はい。海外のお客様とかはそうですね。昨日は新宿店に行ったんだよ。明日はバーガー食べに行くんだ。来週は京都に行くからこれで全部コンプリートみたいな(笑)」

「海外にも熱強いファンがいるんですね。普通に料理美味しいし、海外のビーガンやベジタリアンの人も喜びますよね。ビーガン料理でも普通に美味しいし。海外の人が好きになるのも納得の味ですね。」

店舗情報

体験レポーター

藤本 都美子(ふじもと とみこ)
ビューティージャパン2019神奈川代表・日本大会初代グランドファイナリスト。

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