プロが教える三日月のポーズ （アンジャネアーサナ）

全身を使ったダイナミックなヨガポーズのひとつ、『三日月のポーズ』。

今回はヨガトレーナー・インストラクターとして活躍されている高野 璃奈(こうの りな)さんに、三日月のポーズを教えて頂きました。

今回は三日月のポーズをご紹介。

「今回は、『三日月のポーズ』をご紹介します。背中を湾曲させたポーズが三日月を連想させることから名前がつけられたポーズです。」

三日月のポーズの効果とは？

「三日月のポーズは全身をダイナミックに動かします。

上半身は、手を持ち上げて胸を広げる後屈のポーズです。腕や首の稼働域を大きく使っていくので、姿勢改善に繋がります。

下半身は、股関節を前後に大きく広げるので、足の付け根のリンパや血管、筋肉にアプローチすることが出来ます。そのため、血行促進や疲労回復などの効果があります。

それでは、三日月のポーズを一緒にやっていきましょう！」

三日月のポーズ1

「まず、手首の上に肩、膝の上に足の付け根がくるように四つん這いになりましょう。背中は床と並行に真っ直ぐ保ちながら、胸を広げます。」

「次に、片足を手の間につきましょう。床に膝がついている足を少し後ろに引き、足の甲を寝かせます。」

「骨盤を真っすぐ正面に向けるよう意識して、足の付け根から上体を起こします。手は太ももの上に置きましょう。」

「この時、膝がつま先よりも前に出ないように気をつけましょう。」

「また、膝が外側や内側に入らないようにも注意しましょう。骨盤の中心におへそ、膝はつま先と同じ方向を意識して行ってくださいね。」

「余裕がある方は合掌し両手を上に持ち上げ、両手を広げて耳の横に腕を添わせます。吸いながら目線は上に向けて、吐く息で体重は前の足にのせましょう。ポーズを保ちながら三呼吸繰り返します。」

「股関節の伸びを心地よく感じたら、吐く息で両手をゆっくり下ろし、床につきましょう。

前の足を後ろに戻して、四つん這いになります。お尻を後ろに引き、かかとの上に乗せてリラックスしましょう。」

「再び四つん這いになり、逆の足も同じように行ってみてくださいね。」

専門家

高野 璃奈(こうの りな)
コウノキカク 代表。大学時代よりダンサー・モデル・女優として活動しながら大手フィットネスクラブやヨガスタジオにてトレーナー・インストラクターとして活動。

健康と美を磨き続け、2018年Miss Universe Japan SAITAMA大会にて準グランプリを受賞、翌年2019年ではMiss Supranational Japan KANAGAWA代表に選出された。2020 Miss Supranational East Japan のフィットネス講師を担当。

現在は朝からカラダを動かし心を元気にするオリジナルグループレッスン「Team朝活」を開催中！ご予約はkounokikaku.comまで。

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