(スタイリストが厳選！)UNIQLO(ユニクロ) HANA TAJIMA(ハナタジマ) 2021年レディース春夏コレクション おすすめ&コーデ(大判ストールのアレンジ方法もご紹介！)

ユニクロとイギリス生まれのファッションデザイナーHANA TAJIMAとのコラボレーションライン、『UNIQLO for HANA TAJIMA(ハナ タジマ)』。2021年4月9日(金)に春夏コレクションが発売されました。

今回はスタイリスト・ライターとして活躍されている角 佑宇子(すみ ゆうこ)さんに、UNIQLO for HANA TAJIMA(ハナ タジマ) 2021年春夏コレクションの中からマストバイのオススメアイテムを紹介して頂きました。

※【参考】モデル身長:158cm

オススメアイテム1：ロングフレアワンピース

「シンプルなノースリーブのカットソーワンピースと思いきや、フロント部分の縫い目が内側に入っている少し変わったデザインになっています。このフロントの縫い目があることで、着た時のドレープ感が綺麗でドラマチックに見えるアイテムだなと感じました。

後ろは逆に落ち感があるデザインなので、気になる下半身のラインをカバーしてくれます。前はフレアで女性らしい印象なのに、体型カバーができる素敵なワンピースだと思ってピックアップしました。」

コーデ例

「ロングフレアワンピースと、プリーツパンツを合わせたコーディネートです。アクセサリーやヘアアレンジなしだと部屋着感が出てしまう可能性があるので、ロングタイプの淡水パールネックレスを合わせて、トレンド感を加えました。

ワンピース1枚着るだけだとコーデとして物足りないなと思ったので、ボトムにプリーツパンツを合わせました。そうすることで、ワンピースとボトムのレイヤード感を楽しめるコーディネートになります。」

「ロングフレアワンピースにシアーシャツを羽織ったコーディネートです。透け感のあるアイテムと合わせると、ワンピースのノースリーブ感が活かされるのでおすすめです！

全体的にゆったりとした印象になるので、大きめのバッグと合わせるよりかは斜め掛けのスマホポシェットやミニバッグと合わせるのがおすすめ。コーディネートの全体のバランスが良くなります。」

オススメアイテム2：シアーサッカースキッパーシャツ

「シアーサッカーは、子供用パジャマや男性用シャツによく使われる素材です。昨年あたりからレディースアイテムとして見かけた春夏トレンドの素材で、透け感があるのが特徴です。シンプルなシャツなのですが、今っぽさがどことなく感じられるところが素敵だなと思ってピックアップしました。

オーバーサイズかなと思いきや、着丈はそこまで長すぎないのもポイントです。ボトムスはシンプルなストレートパンツを合わせたり、シャツインしてタイトスカートと合わせるのがおすすめです。ハリ感のあるボトムを選んでいただくと綺麗に着こなせます。」

コーデ例

「シアーサッカースキッパーシャツがシンプルな白シャツなので、ボトムはカラーのワイドパンツを合わせました。薄手で柔らかいシャツは、ハリ感のある厚手素材のボトムを選ぶようにするとバランスよく決まります。

透け感があるシャツなので、インナーにはストラップの幅があるリブタンクトップを合わせました。キャミソールと合わせても良いのですが、肌見えが気になる大人女性はストラップが太めのタンクトップを選んでいただくのがおすすめです。」

オススメアイテム3：ラミーコットンシャツ

「店頭で見た時に独特なシャツだなと思い、ピックアップしたアイテムです。ぱっと見オーバーサイズなのかオーバーサイズじゃないのかわからない形ですよね。前身頃の中心やわきの下ある縫い目があり、袖部分はふっくらしたデザインになっています。ウエストはきゅっと締まって裾がフレアになっているので、オーバーサイズシャツとペプラムシルエットが合わさったようなシャツです。

ボトムスには細身のストレートパンツやスキニーデニム、タイトスカートと合わせるのがおすすめです。ウエストにベルトをすると、プリーツスカートなどのフレアな印象のアイテムを選んでいただいてもおしゃれになります。」

コーデ例

「ラミーコットンシャツを使って、キャリア感のあるコーディネートにしました。今回選んだカラーはライトパープルで、紫とブルーが組み合わさったような爽やかで素敵な色合いです。

あえて爽やかに寄せるよりも、黒や白を合わせてピリ辛っぽくコーディネートをするとかっこいい印象になります。」

オススメアイテム4：レーヨンリネンブラウス

「事前にサイト上で見たときはノーマークだったのですが、ふっくら感はありつつも、太見えしないシルエットが魅力的でピックアップしました。前身頃の裾部分にダーツが入っていることで、丸みのあるシルエットになっています。

カフスが長めにとられていて、大きめのスリットが入っているのも可愛いポイントです。ちょっとしたディティールが凝られていて、ただのブラウスではないところがこのアイテムの魅力です。

インしても良いのですが、丸みのあるシルエットを活かすにはシャツアウトして着るのがおすすめです。ボトムスは細身のパンツでまとめるとトップスの良さが活かされます。ワイドパンツやスカートを合わせる場合は、とろみがあって落ち感のある素材を選ぶとコーディネートのバランスが取れやすくなります。」

コーデ例

「レーヨンリネンブラウスと、つるつるとした落ち感のあるワイドパンツを組み合わせました。今回セレクトしたカラーはオレンジなのですが、発色の強いオレンジというよりは少しくすみがかったオレンジなのでブラックと相性が良いです。シンプル過ぎると物足りないなと思ったので、首元にスカーフを巻いてドレッシーな印象も残したコーディネートにしてみました。」

オススメアイテム5：レーヨンリネンタックテーパードパンツ

「腰回りがふっくらとしているテーパードタイプのパンツなのですが、ハイウエストなので着てみると意外とすっきり見えます。サイトで見る以上に履き心地もシルエット綺麗な印象でした。シルエットを見て気太りしそうで心配だという方でも、意外と試着してみると綺麗に見えます。

トップスはピッタリめのものを選んでいただいても良いですし、ジャケットと合わせるのもおすすめです。オーバーサイズシャツと合わせて前だけタックインすると今っぽいコーディネートになります。シャツジャケットと合わせても今年の夏らしいトレンド感のある着こなしになりそうですね。」

コーデ例

「リネン素材のパンツはカジュアル要素が強いので、トップスとジャケットもカジュアルにまとめたいなと思い、カジュアルなデニムジャケットとシンプルなクルーネックの白Tシャツを合わせました。

リネンパンツは柔らかく揺れ感があるので、トップスやジャケットは厚地なやや硬さのある素材を選ぶのがおすすめです。そうすることで、コーディネートにメリハリがついて野暮ったく見えません。」

コーデ例 ※レーヨンリネンブラウスとレーヨンリネンタックテーパードパンツを使用した場合

「セットアップする場合はシャツインするのがおすすめです。上下どちらもゆったりとした印象のアイテムは、シャツアウトしてしまうとパジャマ感が出やすいので注意しましょう。

さらにベルトでウエストマークをすると、スタイルアップ効果もあります。ボリュームのあるトップスとボトムスの良さを活かしながら、全体的に等身のバランスが取れたおしゃれなコーディネートになります。」

「セットアップにベルトを合わせるというスタイルは変わらないのですが、それだけだとカジュアルだなという時は綺麗めのテーラードジャケットを肩に羽織ると、カジュアルな印象から一気に都会的なイメージに変わります。

今回は黒のベルトを使っていますが、ベージュやブラウンという馴染みやすいカラーのベルトを使う場合は、ジャケットは白やベージュに変えるとコーディネートのバランスが取れます。」

オススメアイテム6：プリントスクエアストール

「HANA TAJIMAと言えば、毎回スカーフが美しくて素敵だなと思っていたのでご紹介したいと思いピックアップしました。サイズが110cm×110cmというかなり大判のストールなので、小さめのストールでは出来ないようなアレンジも楽しめます。」

大判ストールのアレンジ1：スカートとして使う

「スカートとして使うアレンジは、面積が大きい大判ストールだから出来るアレンジ方法です。腰に巻いて2回結ぶだけで、ドレープの綺麗さを活かしながらコーディネートの印象を大きく変えることが出来ます。」

大判ストールのアレンジ2：ベルトとして使う

「大判のストールは、ベルトとして使うことも出来ます。こちらも2回結ぶだけで簡単に出来て、おしゃれなベルトになるアレンジ方法です。

オールインワンやセットアップのアクセントとして、ベルトアレンジをやってみて下さいね。」

大判ストールのアレンジ3：首に巻いて使う

「首に巻くのはストールの定番アレンジですが、大判ストールを使うと普通のストールとは違った印象を出すことが出来ます。後ろで2回結んで整えれば完成です！」

大判ストールのアレンジ4：ヘアアレンジとして使う

「ロングヘアの方であれば、ヘアアレンジとして使うことも出来ます。低めのポニーテールにして根元で1回結び、スカーフと髪を三つ編みにする方法です。

三つ編みをしたらスカーフを毛先あたりで結び、髪をほぐして抜け感を出せばおしゃれなアレンジになります！」

専門家

角 佑宇子(すみ ゆうこ)
スタイリストアシスタント経験後、独立。2014年からファッションライターとして活動も開始。主にアラサー女性向けの"周りと差がつく"高見えコーデのスタイリングを得意とする。

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