(スタイリストが厳選！)UNIQLO(ユニクロ) HANA TAJIMA(ハナタジマ) 2021年レディース秋冬コレクション おすすめ&コーデ（ワンピース・シャツを使ったトレンドコーデ！）

ユニクロとイギリス生まれのファッションデザイナーHANA TAJIMAとのコラボレーションライン、『UNIQLO for HANA TAJIMA(ハナ タジマ)』。2021年8月13日(金)に秋冬コレクションが発売されました。

今回はスタイリスト・ライターとして活躍されている角 佑宇子(すみ ゆうこ)さんに、UNIQLO for HANA TAJIMA(ハナ タジマ) 2021年秋冬コレクションの中からマストバイのオススメアイテムを紹介して頂きました。

※【参考】モデル身長:158cm

今回のユニクロ×ハナタジマ秋冬コレクションの印象は？

「素敵なアイテムばかりですが、今回のコレクション全体の印象はいかがでしたか？」

「そうですね。カラーバリエーションが非常に豊富で、見ていても秋が来たなと感じるような楽しい印象を受けました。

ハナタジマはプリントのアイテムがとても特徴的でおしゃれなのですが、今回のラインナップは少し和やチャイナっぽさを感じます。シャツにしてもシルエットやパターンにシノワズリっぽいテイストが多く、個人的にすごく好きなデザインでした！楽しみながらコーディネートを組ませていただきました。」

オススメアイテム1：レーヨンジョーゼットプリントバンドカラーシャツ

「まず最初にコラボラインを見たときに、一番目を惹いて可愛い！と思ったのがこのシャツです。レトロチックな柄に、グリーンと青が混じったような深みのある色合いで、秋のコーデの差し色になるアイテムでとても素敵でした。

レーヨンで素材が柔らかく落ち感が綺麗なので、ゆったりシャツアウトして着るのも良いですし、前を開けてカーディガン風に羽織るのも良いです。1枚で色んな着こなしが出来るアイテムだなと思い、ピックアップしました。

シンプルにワイドパンツやイージーパンツと合わせるスタイルが一番しっくりくるかなと思います。柄があまり得意でないという方は、キャミソールワンピースを上から重ねて、色の部分をチラ見せさせるのも可愛いのでおすすめですよ！」

コーデ例

「柄のシャツをメインにしてコーディネートをしたかったので、リブパンツと組み合わせたコーディネートにしました。シャツにリラックスしたパンツのワンツーコーデだと、おしゃれ感というよりはリラックス感が少し強いかなと思ったのでインナーにシアー素材のハイネックトップスを入れました。ここに重ね着が少し入るだけで、コーディネートの完成度もぐっと高まります。

そして足元にはグリーンのパンプスを合わせて、綺麗めに落とし込みました。ゆったりとしているのにきちんと見えするというのがポイントです！」

オススメアイテム2：リラックスロングシャツ

「大きなポイントとしては、前面に大胆にスリットが入っているということでしょうか。すごく可愛らしく、こちらも絶対に紹介したいなと思ったアイテムです。パンツやスカート合わせたときに、スリットが入ることによってウエストの重心が少し上がるので足が長く見える効果があります。リラックスして着られるのにスタイルアップが叶うという優秀なアイテムだなと思い、ピックアップしました。

シンプルにイージーパンツと合わせるとも良いのですが、プリーツスカートやチュールスカートといったドラマティックなスカートやフェミニンなアイテムと組み合わせていただくのもおすすめです！」

コーデ例

「リラックスロングシャツと、長めでボリュームのあるフレアなプリーツスカートを合わせて、黒のベルトでウエストマークしました。1950年代っぽいXラインのシルエットを使ったコーディネートにしています。

トップスのシルエットにレトロ感やヴィンテージ感があるので、レトロシックな着こなしにマッチしやすいです。そういった感じで流行に左右されない年代風の着こなしを楽しんでいただきたいです。」

「ハナタジマ秋冬コレクションのアイテムを使ったコーディネートは、柄や色合いがレトロなこともあって『ヴィンテージ風の着こなし』を楽しんでほしいという個人的裏テーマがあります（笑）

今回組み合わせたのはペイズリー柄のパンツ。こちらもヴィンテージ感があるので、リラックスロングシャツと組み合わせて古着っぽいスタイルを楽しんでいただきたいなと思います。」

オススメアイテム3：コットンドビーAラインワンピース

「こちらもすっごく可愛いですよね。ハイネックのAラインワンピースは今年トレンドのワンピースで、全体的に体系カバーをしてくれるアイテムです。細身の方だともう少し引き締まりが欲しいと思う方もいるかもしれませんが、例えばバストの厚みや骨格がしっかりとしている方はスタイルアップして見えやすいので、いろんな方に着ていただけるかなと思います。今回ピックアップした色はマスタードイエローというほど強い黄色ではないので、馴染みやすくて使い勝手が良いはずです。

基本的に重ね着をするというよりは、これ一枚で+αアウターやジャケットを合わせていただくのが良いです。足元は秋なのでショートブーツやロングブーツを合わせていただいて、ロマンティックに秋を楽しんでいただきたいです。」

コーデ例

「ワンピースがすごく可愛らしいので、まずは1枚でワンピースをメインにしたコーディネートを楽しんでいただきたいです。足元には先ほどお伝えしたブーツを組み合わせました。

もう少し何か加えたいなと思ったので、インナーに同系色のシアーなハイネックのトップスを合わせています。首元からちらっと見えることでさりげない重ね着感が出るのでおすすめです！ハイネックをお持ちでない方は小さめのスカーフを首元に巻いてチラ見せさせると良いですよ！」

「ヴィンテージ感を出したかったので、色と色をぶつけてブルーのジャケットを合わせたコーディネートにしました。ケンカしそうと思われがちな組み合わせなのですが、青と黄色って意外と相性が良いんです。今回は色のトーンが秋色というのもあってややくすみがかっているので、ジャケットがブルーでワンピースが黄色という大胆な配色もマッチしました。

足元は黄色と馴染みの良いベージュやキャメルを合わせることで全体的な統一感があるので、ミスマッチ感は起きません。ぜひ試してみていただきたいコーデです！」

オススメアイテム4：ロングシャツワンピース

「一見普通の黒ワンピースという印象があると思うのですが、よく見るとパターニングがこだわられているアイテムです。特に素敵だなと思ったのは、袖と前身頃がつながったヨークスリーブというデザイン。こうすることによって、肩のラインがなだらかに見えるので、さっと着るだけで女性らしいフェミニンなラインが生み出されます。

さらに後ろのウエスト部分につまみがあるので、ウエストが引き締められてくびれが生まれます。着るだけで女性らしさを感じられるおすすめのワンピースです！

1枚で完成度が高いワンピースなので、さらっと1枚で着ていただくだけでも大丈夫です。足元にはロングブーツを合わせてレトロでヴィンテージ感のある着こなしをしていただいても素敵です！さらに何かをプラスするのであれば、今トレンドのニットビスチェやロング丈のコートを合わせてさりげないレイヤードを楽しんでいただくのが良いですね。」

コーデ例

「ワンピース自体の完成度が高いとお伝えしたように、1着で勝負が出来るアイテムなので奇をてらわずにワンピース1枚でコーディネートしました。ただ、そうは言ってもワンピースだけ着ればOKというわけではなく、ポイントとして効いてくるのが小物の選び方です。

今回は配色の独特なミニショルダーを合わせたり、マットな質感のゴールドアクセサリーを合わせています。少しゴツめなアイテムやモード感の強いアクセサリーを合わせることによって、トレンド感を表現することができます。このようにワンピースだけで着る際には、小物の組み合わせにポイントを置いてコーディネートしていただくのがおすすめです！」

「ワンピースに何かプラスするのであれば、ニットビスチェが良いなと思ってチューブトップ型のニットビスチェを重ね着したコーディネートにしました。ビスチェ以外にも、お手持ちのニットベストを合わせていただくのも素敵です。このようにさりげない重ね着を楽しんでいただければなと思います！」

オススメアイテム5：プリントスクエア スカーフ

「ハナタジマと言えばプリント、プリントと言えばスカーフというくらいに、プリントスカーフが特徴的なコラボラインですよね。今回もすごくパターンが可愛らしいです。春夏に比べてトーンが落ち着いているせいか、柄の主張が強いのに馴染が良い色とデザインになっています。

この色以外にも何色かラインナップがあったのですが、今年はベージュ・ブラウン系のアイテムが多く展開されているので、そういった色合いと相性が良いなと思いオレンジをピックアップしました。

広げていただくと分かると思うのですが、上半身が覆われるくらいの大判スカーフです。頭に巻いていただくのも良いですし、首元に大胆にひと巻きすると少しトップスっぽい感じに見えます。そのほかベルトで合わせたり、腰巻きにしたりと大判スカーフだからこその面積を大きく使うアレンジの仕方がおすすめです！」

コーデ例

「一番コーディネートに取り入れやすいのがベルトかなと思い、スカーフをベルト使いする形で組み合わせました。

スクエアプリントの端と端を重ねて折って1本の棒状にして、Tシャツワンピースにベルトとしてひと結びするだけで引き締まりも見えますし、コーデも単調になりすぎないのでおすすめです。」

専門家

角 佑宇子(すみ ゆうこ)
スタイリストアシスタント経験後、独立。2014年からファッションライターとして活動も開始。主にアラサー女性向けの"周りと差がつく"高見えコーデのスタイリングを得意とする。

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