プロが教える似合わないリップの有効活用方法とは「アイシャドウベース編」

買ってみたものの自分には似合わなかったリップ。自宅で眠っていたりしませんか？

今回は、今までに1,700人以上を美しくして来たパーソナルメイクトレーナーの池内ひろこ(いけうちひろこ)さんにプロならではの使わなくなったリップの有効活用方法を教えてもらいました。

チークとしての活用方法はこちら↓

まずは持っているリップの種類を知ろう！

「前回のリップをチークとしての活用方法でもご案内下通り、リップには大きく分けて２種類のタイプがあります。「シアータイプ」と「マットタイプ」です。」

「マットタイプは、色味が濃く発色の良いのが特徴です。一方シアータイプは、シアー＝透き通るようなという意味で、唇の色が透けて見えてツヤがあるのが特徴です。」

アイシャドウベースとしての活用方法。

「シアータイプのリップは、保湿効果が高く、自然な仕上がりで、ツヤツヤに仕上がるリップが多いです。」

「一方で、唇の色素の濃い人が間違えて買ってしまうことの多いリップでもあります。リップの色自体はとてもキレイなのに、唇にのせると唇の色の方が濃くて勝ってしまうので、「思っていた色と違った」「薄くて全然色が出ない」ということがたまにあります。」

「今回は、その色の薄さと保湿効果を生かして、アイシャドゥベースとして活用する方法をお伝えします。」

「この方法で、ツヤっぽい瞼で抜け感が演出されます。さらにアイシャドウの付きもよくなるので、とてもオススメです！」

実際に塗ってみましょう！

「まず、リップを1-2mm出して、直接まぶたに塗ります。今回は、ピンクのリップを使用しました。」

「そして、内側から外側に指で伸ばしていきます。」

「リップのピンクがくすみを飛ばしてくれます。くすみがなくなることで、この後に使用するアイシャドゥの色がキレイに出ますよ！」

アイメイクを長持ちさせる一手間を！

「このままの状態だとリップがよれてきてしまったり、二重の幅の線にリップが入り込んでしまうので、アイシャドウを重ねます。」

「アイシャドウはミディアムカラーを使います。リップと同じ色味を使った方が馴染みやすく簡単です。例えばピンクの口紅を使った場合はピンクや赤系を使いましょう。」

「ブラシにアイシャドウを取り、瞼の上につけていきます。内側から外側に・下から上に車のワイパーのように広げます。」

「塗っているとリップのベタつき感が無くなり、サラサラした感触に変わってきます。サラサラしてきたら完成です。」

アイシャドウベースの完成はこちら。

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専門家

池内 ひろこ(いけうち ひろこ)
「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、1,800人以上の女性を美しくしてきた。
美容部員、メイクスクールの指導責任者を得て独立。現在は、マンツーマンのメイクレッスンや、コンテストのバックステージディレクター、コラムニストとしてメイクやスキンケアに関する執筆を行う。

・Beauty Japan日本大会2021バックステージディレクター
・Beauty Japan日本大会2019
（ロイヤーズコーチング賞・ベストビジョンプランニング賞受賞）
・東京カレンダー公認インフルエンサー

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