ユニクロ×Theory(セオリー) 2021レディース秋冬コレクション│スタイリストのオススメアイテム・コーデはこちら！

着心地の良さと機能性にこだわった、洗練された日常着のコレクションで人気のUNIQLOとTheory(セオリー)のコラボライン『UNIQLO × Theory』。2021年10月1日(金)に秋冬コレクションが発売されました。

今回はスタイリスト・ライターとして活躍されている角 佑宇子(すみ ゆうこ)さんに、ユニクロ×Theory 2021年秋冬コレクションの中からマストバイとそれぞれのオススメコーデを教えていただきました。

※【参考】モデル身長:158cm

ユニクロ×Theoryコラボの印象は？

「まず、今回のユニクロ×Theory秋冬コレクションの印象はいかがですか？」

「10時オープンから並んでアイテムをゲットしたのですが、開店時間から人が多く店内が盛り上がっていましたね。特にプリーツラップスカートとスウェットが飛ぶように売れていました。

前回のTheory春夏コレクションよりもドレッシーなデザインになっていて、かつ男性も着られるようなアイテムも多くなっていました。前回以上に男性も女性も買いたいという方は多かったんだろうなという印象です。」

アイテム1：ウルトラストレッチドライスウェットプルオーバー

「こちらのウルトラストレッチドライスウェットプルオーバーは、ユニクロの定番の素材ですよね。肉厚感があって、かつ軽くて乾きやすいスウェットだなと感じました。

なんと言ってもこのアイテムのポイントは片側だけジップがあるところ。ジップが開けると深めのスリットが入るようになっています。実際にモデルさんに着ていただいたときも、ジップを開けて着るとコーデのアクセントになりとってもおしゃれでした！値段も2,990円とお手頃なので、色違いで購入したい方も多いんじゃないかなと思います。

ボトムスは基本的に何でも合わせやすいです。Theoryコラボラインのストレッチパンツと合わせても良いですし、プリーツスカートと合わせるのも素敵です。肉厚なので、ボトムスは細身のものや薄手の柔らかくてかつ立体感があるようなアイテムを選んでいただくとうまくマッチします。」

コーデ例

「キルティング素材のスカートと組み合わせたコーデにしました。細身のボトムスが合うので、ハイウエストのタイトスカートを合わせてカジュアルかつフェミニンな印象にしています。シンプルにトップスとボトムスを組み合わせるだけでも良いのですが、インナーにシアー素材のハイネックインナーを入れてレイヤードを楽しんでいただくとよりおしゃれに決まります。

トップスにボリュームがあるので、バッグはミニタイプのものがおすすめです。今回のようなマルチポシェットでも良いですし、小さい財布が入るようなウォレットバッグを合わせるとバランスが良くなります。」

アイテム2：プリーツラップスカート

「すっごく素敵なスカートです！なんと言っても光沢感が美しく高見え効果が抜群で感動しました。プリーツスカートは骨盤が気になって綺麗なラインが出ないと心配される方もいらっしゃるかと思うのですが、このアイテムはプリーツの立体感が非常に綺麗で落ち感もあるのですっきり履いていただけます。

基本的にドレッシーなシルエットやデザインなので、上品なトップスやニットを合わせて頂いても良いですし、カジュアルなパーカーを合わせて頂いても良いです。デニム素材と合わせてカジュアルダウンというのも素敵です。基本的にどんなものを合わせても上品にマッチするのがポイントです。」

コーデ例

「揺れ感がすごく美しかったので、トップスには少し着丈の長いシャーリングブラウスを合わせて、歩いたときやクルッと回るときに揺れ感が綺麗なAラインシルエットを意識したコーディネートにしました。こちらもインナーにシアー素材のハイネックを入れて、クラシカルに可愛らしい感じでまとめました。

足元はブーツでも良いのですが、靴下に差し色を入れて頂くと可愛らしさがアップするのでおすすめです！」

「2つめのコーディネートは、先ほどご紹介したウルトラストレッチドライスウェットプルオーバーと組み合わせました。この合わせ方はルックでも出ていたので、ユニクロでもおすすめしているコーデの1つでもあります。トップスのスウェットはジップを開けて、インナーに着丈の長いTシャツを合わせることで野暮ったさが取れて、レイヤードがおしゃれに決まるのでオススメです。

黒に黒を重ねるコーデは重たくなりがちなのですが、サテンのような光沢感があるプリーツラップスカートは軽さが出て、上品で綺麗めな印象になります。全身を黒でまとめても重たくなりにくいなと思ったので、コーディネートの1つとして提案させていただきました！」

アイテム3：ストレッチシャツジャケット

「こちらのアイテムも気に入ったアイテムの1つです。事前にネットでチェックしていた時には薄手なのかなと思っていたのですが、2枚仕立てになっているのか、生地がすごくしっかりしています。肉厚感がほどよくあるので、身体のラインを拾いすぎることがないのも嬉しいポイント。若干厚手のニットを合わせても肉感があまり出てこないと思います。

あとはオーバーサイズのシルエットですが、両サイドにドローストリングがあって絞ることが出来ます。絞ることによって、丸みのあるコクーンシルエットになるので、それも違った着こなし方が出来て楽しいです。さらに、内側に大きいポケットがあるのも驚き！ペットボトルや長財布が入るサイズ感で、男性にもおすすめのアイテム。ペアルックで着て頂くのもおすすめです！

先程ご紹介したプリーツスカートを合わせて可愛らしく着ても良いですし、ワンピースと合わせるコーディネートも個人的におすすめです。ワイドパンツと合わせてメンズライクに着て頂くのもおしゃれに決まります。」

コーデ例

「ストレッチシャツジャケットが黒だったので、全身黒でまとめるというよりは秋らしいキャメルブラウンのオールインワンを組み合わせました。インナーには白のTシャツを入れて差し色にして、明るさを出しています。全体的にゆったりしているのですが統一感があるような着こなしにしました。」

「2つめは色味をガラッと変えて、パープルのカラーパンツを合わせました。カラーパンツも今期トレンドのアイテムなのでおすすめです。シャツジャケットのダボッとしている感じのまま合わせるのも良いのですが、野暮ったさを感じる方はウエストをベルトで引き締めることでウエストマークされるのでスタイルアップが狙えます。ぜひこういった着こなしも試してみて下さいね。」

アイテム4：ウールブレンドコート

「さらっと羽織っていただくだけでおしゃれに決まるアイテムだなと感じました。両サイドに合計4つのリボンがついていて、結び方でシルエットが大きく変わります。リボンを結ばずに垂らして羽織っていただいたり、前でカシュクールのように結んでいただいても素敵です。工夫のある着こなしやおしゃれが楽しめるアイテムです！

ミドル丈なので黒いスカートやパンツ、ワンピースを合わせてレイヤードを楽しんでいただくとモードっぽくおしゃれに決まります。または発色の良いワンピースとも相性が良く、フェミニンな印象で着て頂くのもおすすめです。」

コーデ例

「ノーカラーのアイテムはコンサバちっくな印象があるので、その可愛らしさを前面に出して可愛らしいスカートと合わせたフェミニンなコーディネートにしました。

スカートでイエローを入れているのですが、その他にもラベンダーやブルーという明るい色のスカートやボトムスを合わせて頂くと良いです。さらにトップスは白で抜け感を出して頂くとおしゃれに決まりますよ！」

「秋冬らしい柄ニットを組み合わせたコーディネートにしました。柄ニットがヴィンテージライクなので、ボトムスはシンプルなマーメイドラインのスカートを合わせています。少し懐かしさも感じられながら、全体的にフェミニンにまとまるようなコーディネートを提案しました。」

アイテム5：ストレッチパンツ

「シルエットがメンズライクっぽいアイテムです。ハイウエストで前面に大きめのタックが入っているので、足が長く見えます。おしゃれで今どきっぽいアイテムだなと思い、ピックアップしました。

裾に向かって細身になっているので、ロングコートなどと合わせるとすっきり綺麗に着こなして頂けます。ハイウエストなので、ウエストのくびれ感を見せて頂くと良いです。ショート丈のニットやシャツ、オーバーサイズシルエットのパーカーを合わせて、上はゆったり下はすっきりを意識したコーディネートがおすすめです。」

コーデ例

「先ほどご紹介したストレッチシャツジャケットと合わせたコーディネートです。ジャケットとパンツはセットアップ売りではないのですが、素材感が似ているので、オーバーサイズのジャケットにハイウエストのパンツを合わせてセットアップ風の着こなしを提案しました。

インナーは身体のラインに沿ったビスチェを合わせました。インナーを選ぶ際には、ぴたっとしている方がおしゃれが決まりやすいですよ！」

専門家

角 佑宇子(すみ ゆうこ)
スタイリストアシスタント経験後、独立。2014年からファッションライターとして活動も開始。主にアラサー女性向けの"周りと差がつく"高見えコーデのスタイリングを得意とする。

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