まつ毛が少ない方や一重の方向け！マスカラ・まつ毛のお悩み解消法｜メイクのプロが実践！

マスカラでまつ毛にボリュームを出したいけど、まつ毛そのものが少ない、一重でうまく塗れないと悩んでアイメイクを楽しめていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今までに1,700人以上を美しくして来たパーソナルメイクトレーナーの池内ひろこ(いけうちひろこ)さんにプロならではの視点から、まつ毛が少ない方や一重の方向けにアイメイクのお悩み解消法を伺いました！

まつ毛は描いて増やす！

「ご質問ありがとうございます！その気持ち、すごくわかります。私も目尻側のまつ毛が全くと言っていいほどなくて、悩んでいました。

そこで編み出したのがズバリ、まつ毛を描いてしまう方法です。」

「えーーー！？まつ毛を描いて自然な目元になるんですか？？」

「ご心配なく！まずは、お手持ちのアイライナーをご用意ください。使用するアイライナーはコシがある筆で、色が薄めのものを選ぶと自然に仕上がります。」

「まつ毛が足りないと感じる箇所に、細く1本ずつまつ毛を描き足すイメージで描いていきます。」

「自然にまつ毛が増えたみたいですね！」

「そうなんです。私の目は、目尻だけまつ毛がないので目尻にだけ描き足しました。ブラウンのマスカラを使っている方は、ブラウンのアイライナーにすると色が揃いますよ。

繊細な作業なので少し練習が必要ですが、もし私みたいにまつ毛がなくて悲しい思いをしている方がいたら是非やってみてくださいね。」

上まつ毛もアイライナーで描くべし！

「下まつ毛だけでなく、上まつ毛もビューラーをしているうちにどんどん折れて短くなってしまったり、マスカラのし過ぎで特に目尻のまつ毛が短くなりがちです。」

「そうだったんですね。意識したことありませんでした…」

「目尻側の上まつ毛は、実はとても大事なんです。あるかないかで、目の印象と目の大きさがすごく変わります。だから、上まつ毛もアイライナーで描いてパッチリアイになりましょう！

先ほどと同じアイライナーで、下まつ毛と同様にまつ毛1本1本を描き足していきます。」

「こんな感じ。まつ毛と混ざって自然にまつ毛が増えたような仕上がりになります。上まつ毛が少なくて悩んでいる方はやってみてください！」

マスカラを長持ちさせるには？

「マスカラって、使っていたらだんだんパサパサして液がうまくつかなくなってきますよね。マスカラ液つけるのに苦労したりします。」

「もしかして、マスカラが少なくなってきたら、このようにしごいて液をブラシにつけようとしていませんか？」

「…しています。もしかしてダメなんですか？」

「絶対にNGです！！しごくと空気が容器の中に入り、マスカラ液の酸化や乾燥を早めてしまいます！

もしブラシにマスカラ液をもっとつけたい時には、ブラシを回すようにして液を取るようにしてくださいね。」

一重でマスカラがつけにくい！そんな時は？

「一重さんは、まぶたがまつ毛に乗っているので、マスカラをまつ毛の根元に塗るのが難しんです。まつ毛の根元にマスカラを塗ろうとすると、まぶたにマスカラが付いてしまうことも。。。

そんなお悩みをお持ちの方にオススメしたいのは、スパチュラを使ったマスカラの塗り方です！」

「スパチュラってスプーンみたいなやつですか？」

「そうです！クリームなどを塗るときに使うスプーンのような透明なへらです。このスパチュラを使うだけで、まぶたにマスカラがつくことなく上手に塗ることが出来ます。」

「どう使うのか全然想像出来ません…教えてください！」

「まず、まぶたをスパチュラで持ち上げてください。そうするとまぶたとまつ毛の間にスパチュラが入ります。」

「まぶたとまつ毛の間にスパチュラを挟んだ状態で、マスカラを塗っていきましょう！」

「これならスパチュラのおかげでマスカラがまぶたにつく心配もありません。目頭まで少しずつ位置を変えながら、こするように塗ってください。

スパチュラがなければ、スプーンでも代用可能です！汚れたら捨てられるところが良いのですが、少し塗りにくいので細かく位置を変えながらまぶたにマスカラがつかないよう塗ってください。」

まとめ

「ご質問いただいた皆さん、ありがとうございました！

これまで3つの記事にわたって、まつ毛やマスカラに関するお悩みの解消法をお伝えしてきました。いかがだったでしょうか？まつ毛は顔の印象を大きく左右するからこそ、綺麗に仕上げるためにはどうすればいいのか悩みがちですよね。今回ご紹介したお悩み解消法を参考にしていただき、自分に合ったマスカラや、塗り方で美しいまつ毛をつくっていきましょう！」

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専門家

池内 ひろこ(いけうち ひろこ)
「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、1,800人以上の女性を美しくしてきた。
美容部員、メイクスクールの指導責任者を得て独立。現在は、マンツーマンのメイクレッスンや、コンテストのバックステージディレクター、コラムニストとしてメイクやスキンケアに関する執筆を行う。

・Beauty Japan日本大会2021バックステージディレクター
・Beauty Japan日本大会2019
（ロイヤーズコーチング賞・ベストビジョンプランニング賞受賞）
・東京カレンダー公認インフルエンサー

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