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メイクのプロが教えるマスカラの塗り方・選び方(にじみ、塗り方のお悩みにお答えします!)

メイク


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目元を魅力的に見せるためには欠かせないマスカラ。
一方でにじんでしまったり、理想のまつ毛にならないなどお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

今までに1,700人以上を美しくして来たパーソナルメイクトレーナー池内ひろこ(いけうちひろこ)さんにプロならではの視点から、肌質や目の形に合わせたマスカラを選ぶにはどうすればいいのかを伺いました!

今回の記事はYoutubeでも公開中。動画で見たい方はこちら。

マスカラがにじんでしまう原因とは?

Question

下まぶたにマスカラがにじんでしまいます。どうしたら良いですか?

「ご質問ありがとうございます!マスカラあるあるですよね。こういったお悩み、とても多くの方が感じられるのではないかと思います。

このお悩みを解決するためにまず知っておきたいのは、マスカラにはウォータープルーフタイプフィルムタイプの2種類があり、それぞれに特徴欠点があって、にじみ方も違うということ。」

「2種類のマスカラで特徴や欠点が違うんですね。」

「そうなんです。ウォータープルーフタイプ水に強いマスカラなので、汗をかいたり、洗顔をしても落ちないくらい水に強いのですが…

皮脂には弱いんです。皮脂が付着すると黒くもや~っとにじんできてしまうんです。ウォータープルーフタイプはメイク落としで落ちにくく、日中は皮脂でにじんでしまう。その問題点を改善するために次に開発されたのが、フィルムタイプのマスカラです!」

「えー!皮脂に弱いとは知らなかったです!フィルムタイプのマスカラについても教えてください!」

フィルムタイプの特徴は、まつ毛に繊維のようなフィルムを付け足していくことでまつ毛を長く見せることが出来ることです。しかも、お湯で落とせて皮脂に強いというところもウォータープルーフタイプにはない特徴ですね。

一方、フィルムタイプの欠点は、水に弱いこと。水にぬれるとフィルムが消しカスのようにぽろぽろと落ちてきます。」

「表にまとめるとこんな感じ。それぞれ肌質やシーン別に向き・不向きがあって、にじんでしまう原因が違うんです。なので、にじませないためには2種類のマスカラの特徴や欠点を知ることがとても重要なんですよ!」

Point

汗っかきの方にはウォータープルーフタイプのマスカラ、皮脂が多い方にはフィルムタイプのマスカラがおすすめです。肌質やシーンによって、2種類のマスカラを使い分けていきましょう!

にじんでしまう前にできる対策とは?

「万が一マスカラがにじんでしまっても大丈夫なようにればいいんですけど…。」

「実は朝のメイクにひと手間加えれば万が一マスカラがにじんでもお直ししやすくなります!」

「どうすればいいのか気になります…!」

「ポイントは、フェイスパウダーを目元にたっぷり塗っておくこと。」

「このひと手間をやるのとやらないのとじゃ大違い!万が一マスカラがにじんできてしまっても、フェイスパウダーごとマスカラが落ちるので、お直しが簡単になりますよ。」

Point

目の下にたっぷりフェイスパウダーを塗りましょう!マスカラがにじんできてしまった時にお直しが楽チンになります。

マスカラがうまく塗れない理由:その①

Question

マスカラがうまく塗れません。塗りやすいマスカラはありますか?

「マスカラが塗りにくい原因は2つ考えられます。1つ目は、まつ毛に水分や油分がついていることです。スキンケアの直後、化粧水やクリームの油分がまつ毛に残ったままメイクをしている方に多い現象です。」

「朝って時間がないので、スキンケアの直後にメイクしてしまいます…。」

「そうですよね。そんな時は先ほども使ったフェイスパウダーを塗るのがおすすめ!」

「ブラシにフェイスパウダーをとって、まつ毛の上にのせれば、フェイスパウダーがまつ毛についている皮脂や水分を吸着するので、マスカラが付きやすくなります!」

Point

スキンケア直後にメイクする場合は、フェイスパウダーをまつ毛に乗せるだけでマスカラが付きやすくなります!

マスカラがうまく塗れない理由:その②

「2つ目の原因は、マスカラの形が目に合っていないことです。ブラシが大きければ大きいほど、日本人の目の形には合いにくい傾向にありますので、ブラシが小さいマスカラを選ぶと良いですね。」

「ブラシの大きさまで意識したことはなかったです!…なぜブラシが大きいと日本人の目の形に合いにくいんですか?」

「基本的に、ブラシが大きいマスカラは外資系ブランドに多く、欧米人向けに作られています。日本人のまつ毛は欧米人に比べて短く、毛量が少なく、少し下がり気味なので、小さめのブラシを使う方が、少なく短いまつ毛を上に持ち上げやすいんです。」

「ただ、小さいマスカラを選んだとしても、それがあなたの目に合っているとは限りません。目の形や角度は、日本人の中でも様々だからです。小さめブラシのマスカラを選んで上で、さらにマスカラのブラシを自分の目の形に整えていくとさらに塗りやすくなります。」

「ブラシの形を自分の目に合わせるという発想が斬新です!」

「上が通常売っているマスカラで、これを下のマスカラのように自分の目の形に合わせてカーブをつけていきます。

まずは、手が汚れないようにティッシュでブラシの部分を包みましょう。そして、柄の部分をV字型にするイメージで曲げていきます。

そうすることで、マスカラを塗るときに柄の部分が頬に当たってしまうことを防げます。」

「少し角度がついて目に合わせやすくなりました!」

「そうなんです!でも、この状態で目に当ててみると、先端の部分が目にフィットしていません。先ほどと同じ要領で、ティッシュで包んでから、先端部分を目に沿うように曲げていきましょう。」

「目のカーブにぴったりになってきましたね!力を入れすぎると折れてしまう可能性があるので、最初はプチプラのマスカラで試してみると良いでしょう。」

「角度をつけすぎてしまうとマスカラ本体に入らなくなってしまうので、注意してください(笑)」

Point

自分の目の形に合うように、ブラシのカーブを整えていきましょう。そうすることでさらに塗りやすくなります!

まとめ・次回予告

「ご質問いただいた皆さん、ありがとうございました!

マスカラは、値段が高いからと言って自分に合うとは限りません。マスカラを上手く使うためには、マスカラのタイプを理解して、自分の目の形に合ったものを使うことが大切です。

そのためには、今持っているマスカラを少し工夫すれば、そのマスカラはもっと塗りやすくなるかもしれません。自分に合うように道具の使い方を工夫することも大切です。

次回はマスカラブラシの形状別の使い分け方や、にじんだときのお直し方法をさらに詳しく解説していきます。お楽しみに!」

>>池内ひろこさんのその他のメイク記事はこちら

専門家

池内 ひろこ(いけうち ひろこ)
「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、1,800人以上の女性を美しくしてきた。
美容部員、メイクスクールの指導責任者を得て独立。現在は、マンツーマンのメイクレッスンや、コンテストのバックステージディレクター、コラムニストとしてメイクやスキンケアに関する執筆を行う。

・Beauty Japan日本大会2021バックステージディレクター
・Beauty Japan日本大会2019
(ロイヤーズコーチング賞・ベストビジョンプランニング賞受賞)
・東京カレンダー公認インフルエンサー

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