(初心者向け)アイシャドウパレットの色の選び方！〜人気の３CEでアイシャドウパレットで解説！〜

最近ではたくさん色が入ったパレットが主流になってきた、アイシャドウ。
「たくさん色がありすぎて、どこに何を使ったら良いかわからない。」「結局同じ色になってしまう。」
そんなお悩みを皆さんお持ちではないでしょうか？

今回は、今までに1,700人以上を美しくして来たパーソナルメイクトレーナーの池内ひろこ(いけうちひろこ)さんに、初心者向けの多色パレットの使い方を解説してもらいます。

たくさん色の入ったパレットの使い方を解説

「3,4色入ったパレットは定番ですが、最近ではたくさん色が入ったパレットが定番になってきました。」

「色がたくさんあってテンションが上がって買ってしまうんですが、全部使い切らないんですよね。」

「そうですよね（笑）結局いつもと同じ色しか使わなかったり。その原因は、“どの色をどこに塗るのか自分で分からない”ということです。

今回は、たくさん色の入ったアイシャドウパレットを使って、自分に合ったアイシャドウの色の選び方を解説します。」

今回使用するアイシャドウパレットはこちら。

「本日使うアイシャドウパレットは、3CEのマルチカラーパレットのオーバーテイクです。」

「どの色もすごく可愛いんですが、こんなに色があるとどこに何を使ったらいいのか迷ってしまいます……。」

「大丈夫！スマートフォンさえあれば、何を塗ったらいいのか分かるようになりますよ！」

スマートフォンを用意します。

「お手持ちのスマホの内蔵カメラを使用します。アプリは使用しません。

使用するのは白黒モード！白黒モードにすると、こんな感じで写りますので、お顔の横にお持ちのアイシャドウパレットを近づけて、自撮りをして下さい。」

解説：アイシャドウの基本の3色

「白黒写真を撮ることで、『明度』が分かります。」

「明度ってなんですか？」

「明度というのは、色の明るさのこと。」

「明度がアイシャドウとどう関係するかと言うと、アイシャドウの基本は3色で作っていきます。

まず、お肌の色よりも明るい色のベースカラー。
次に、お肌の色と同じくらいの明るさのミディアムカラー。
そして、お肌の色よりも低い色のシェードカラー。

このベース、ミディアム、シェードの3つの色で構成されます。」

「アイシャドウの基本の3色は分かりました。でも、どうやってパレットにあるたくさんの色からその3色を選べばよいのでしょうか？」

実践：アイシャドウと自分の肌の色を比較する

「こんな感じで、アイシャドウパレットを全色手の甲に乗せてみました。

一番上の真ん中と、一番下の左の色。角度を変えるとキラキラしているのが分かります。ラメはパレット上では色があるように見えますが、実は手の上に乗せてみるとあまり色が出ないので、この2色は外して考えましょう。」

「では、スマホで撮影した白黒写真を見ながら、明度（色の明るさ）を、確認していきましょう。

私の肌色と比べて、この一番左のパレットが明るいですね。これは、ベースカラーになります。」

「次に、同じ色の明るさを見ていくと、この一番右端の色、2段目の真ん中の色、左端の、この3色が私の肌色と同じ明度になります。この3色がミディアムカラーになります。」

「そして、残りの色が私の肌よりも暗いので、シェードカラーになります。」

「この3CEのパレットだと、私の肌色にはベースが1色、ミディアムが3色、シェードが3色、ラメが2色の計9色ということが分かりました。」

「ベースが1色のみなので、私がこのアイシャドウパレットを使っていくと、この色が一番早くなくなりますね。」

まとめ・次回予告

「同じアイシャドウパレットを持っていても、その人の肌の色によってどのカラーが何色あるのか違ってきます。ある人にとってはベースカラーになる色も、別の人にとってはミディアムカラーになることもあるんです。

アイシャドウパレットを買ったら、お持ちのスマホで自撮りをしてみて、自分にあった色の組み合わせを見つけていきましょう。同じアイシャドウパレットの中にある色なら、ベース・ミディアム・シェードが分かれば、きれいな組み合わせになるように色が配色されているはずです。

次回は、この3CEのアイシャドウパレットを使って、アイシャドウの基本の塗り方をお伝えしていきます。

例えば、「アイシャドウをどこまで塗ったらいいのか」「手順で出てくるアイホールってどこ？」「キレイなグラデーションの塗り方」など、こういったお悩みにお答えします。お楽しみに！」

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専門家

池内 ひろこ(いけうち ひろこ)
「人生は、”メイク”で変えられる」を信念に、1,800人以上の女性を美しくしてきた。
美容部員、メイクスクールの指導責任者を得て独立。現在は、マンツーマンのメイクレッスンや、コンテストのバックステージディレクター、コラムニストとしてメイクやスキンケアに関する執筆を行う。

・Beauty Japan日本大会2021バックステージディレクター
・Beauty Japan日本大会2019
（ロイヤーズコーチング賞・ベストビジョンプランニング賞受賞）
・東京カレンダー公認インフルエンサー

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